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ハラール市場は儲かるのか?成功の秘訣【プロが解説】

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ハラール市場は儲かるのか?成功の秘訣【プロが解説】

よく「〇〇は儲かるのか?」という雑誌やインターネットの記事を目にするために、多くの方はこういった考え方がいつの間にか当たり前として刷り込まれてしまっているように思います。


【ハラール市場は儲かるのか?】【ハラール市場での成功の秘訣】について、今回も、Islamic Food Consultingの代表:菅野氏にわかりやすくまとめていただきました。

ハラール市場は儲かるのか?

誰か、もしくはどこかの企業が儲かった、というのはあくまでも「結果論」であって、その通りにあなたがやっても上手く行って儲かる仕組みなど、世の中には存在しません。「柳の下にどじょう」はいつも居ないのです。

これはハラールだから、とか特定の市場に限った事ではありません。
中国市場でもそうですし、インバウンド市場だって、日用品市場だって、いずれにも当てはまる、ある意味最強の「法則」です。

柳の下に2匹目のどじょうは居ない。

だから誰かの成功法則や、成功体験をコピーしようなどと思う(または実行する)時間があったら、0から自分で作ってみたほうが早いのです。
でも、やり方がわからないことに取り組むのに慣れていない日本人は多いと思います。チャレンジが是とされる風潮や社会ではない、というのが本音ではないでしょうか。もしもそうだとしたら、下記を読んでみて、ぜひ少しでもいいからトライしてみることをおすすめします。

ハラール市場で儲かるために知っておくべき3つのこと

ぼくは、この3つさえ知っていればまず90%の競合を出し抜ける、と思っています。あくまでも「現状では」という前提になりますが、日本企業の革新力や独創力はここ1-2年で劇的に上がらないことを考えれば、向こう5年は同じでしょう。

  • ハラール市場は3種類ある
  • それぞれの難易度・ターゲット層・価格層が異なる
  • 先行ぶっちぎりの企業しか儲からない

では、1つずつ見ていきましょう。

ハラール市場は3種類ある

まず、ここが失敗の起点です。
多くの方が、「ハラール市場」という、何か決まった枠があると考えてしまっています。
この概念さえなくなれば、日本企業の失敗の7割は防ぐことができます。
マーケティングの基本となる、「属性・ターゲット像を明確にする」という概念をここでも必要とします。

日本企業にとってのハラール市場とは下記の3つにわけられます。

(A) 日本に旅行に来られるムスリムを対象としたビジネス
(B) 日本在住の(主に)外国人ムスリムを対象としたビジネス
(C) 海外ムスリム(外国)を対象とした海外ビジネス

この3つは、当然のことですが、それぞれの属性・売り方はまったく違います。
もっと言えば、買ってくれる価格帯や、好み、そしてアプローチ方法もそれぞれ異なります。
「いま考えている、狙いたい「ハラール市場」とはこの3つのうちどれなのか?」
をまずクリアにしておくことで、迷子にならずに済みます。

今のコロナのご時世だと、(A)は見込めませんし、(C)に関してもそれなりの準備が必要になります。ただし、(C)が止まっているということは海外からのハラール製品も少なくなっているということでもあるので、(B)に関してはビジネスチャンスが大幅に増えています。

難易度・ターゲット層・価格層が異なる

海外からのムスリム旅行者のお財布事情と、在日外国人ムスリムのお財布事情は異なります。
旅行時には少々高くてもお土産を買ってくれるでしょうが、日本で生活されるムスリムの視点は、より「日々必要なもの」にフォーカスしている傾向があります。

また、海外市場となると、ひとくくりにはできず、どの国をターゲットにするのか?また、どうやってターゲット国を選定するのか?という、海外市場攻略の基本から知る必要が出てきますので、ここでは割愛します。

難易度でいえば、(A)が一番簡単です。少々高くても買ってくれる「イベント需要」が見込めるからです。
ただ、今のコロナの時期では旅行客そのものが見込めないため、この需要に関しては「日本国内で旅行するムスリム顧客」という視点のシフトが必要になります。

いま現実的にすぐできることとしては、(B)をどうやって囲い込むか、ということになります。
日本在住のムスリムにアプローチする方法は、実は難しくありません。

今ムスリム向けに売れているショップ・オンラインショップに売ってもらう。

これが一番の近道だったりします。便乗販売を積極的に狙うのです。

先行ぶっちぎりの企業しか儲からない

これは、ハラール市場に限ったことではありません。
どの市場でも、先駆者・リスクを取って他社に先駆けて進めた企業のみが成功のメリットを享受できます。
二番煎じ、追随者には、「残り物」しか残っていないのは、どの市場でも同じです。

ハラール市場でNo.1の知名度を獲得したライバル企業に後発で追随することは、かなりの難易度が伴います。
一度ムスリムに刷り込まれた「安心感」は、なかなか置き換えることができません。
必然的に、まだライバル企業がやっていない状態から挑戦した企業のみが儲かるという図式になります。

他社が儲かってから、では遅いのです。

ハラール市場で儲かるために準備すべきこと

ハラール市場をターゲットにするのであれば、ハラール認証は必須になります。
ですので、「ハラール認証を取るべきかどうか」は、取り組む以前に検討しておくべき条件となります。

ハラール・ビジネス・オンラインでは、心配な方のためにハラール認証の見積を即時回答できる無料サービスも行っていますので、そちらも利用されてみてはいかがでしょうか。

ハラール認証を取得できたら(または取得の見込がついたら)、すぐにでも取り組むべきことは、上記の(A) (B) (C)どれに取り組むのか、というターゲットの選定です。

この相談も、いつでも受け付けています。
各社の持ち味・やりたいことに合わせた、ターゲット市場選びはとても重要なことですので、ぜひたくさんの情報を集めてください。

社内稟議

最後に必要となるのが、「決裁権」です。
ハラール市場でいろいろな取り組みを行うのに、社内の稟議が通らないようであれば、せっかくのビジネスチャンスを見逃してしまうことになります。

社内でどうやったら決裁権を取りやすくなるのか、についてはそれぞれの方の役職や、社内での位置づけなど、いろいろな要素があるため一概にアドバイスできませんが、少なくともハラール市場の展望や可能性、そしてどのようにして成功に近づけるか、といったような第三者としてのアドバイスを行うことはいつでも可能ですので、ハラール・ビジネス・オンラインまでお問い合わせいただけばと思います。

最後に ハラール市場で成功したければ?

最後になりますが、ハラール市場で成功したいのであれば、他社よりも先に動いて知名度を取ってしまうことです。
そのためには、まずハラール認証を取得して、すぐに販路にアプローチする必要があります。
ハラール認証取得後の販路のアドバイスに関しても、すぐに開始できるプランをいくつも用意していますので、いつでもご相談くださいませ。

<ご相談はこちらから>
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ぼくの目標は、日本の1万種類のハラール商品を海外のバイヤーに紹介することです。
そのためには、もっと多くの日本企業にハラール認証を早く取得してもらう必要があります。
出来るサポートはいつでも、幾らでも行いますので、ぜひご活用いただければと思います。
どんな初歩的な質問にも、即時、丁寧に回答いたします。


ライタープロフィール
菅野幸介氏(Islamic Food Consulting代表)

菅野幸介氏のプロフィール画像

略歴:
琉球大学農学部卒、キャリアの殆どを海外市場で過ごし、業績アップ専門経営コンサルタント・化粧品会社の海外事業等を手掛けるうちに、日本製品xハラール市場の可能性に気づき、2018年に独立、ハラール専門のマーケティング会社Islamic Food Consulting代表となる。口癖は
「売らないならハラール認証を取る必要がない」
「販路を持たない人間はマーケティングコンサルタントではない」
「売るための努力をしないなら情報は取らないほうがいい」
と、一貫して販売・販路にこだわるマーケティングが持ち味。日本国内外のハラール市場・販路について情報を日々自分の足で稼ぐ、ハラールハンター。

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