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フィリピン:ファストフードJollibee、ハラール認証取得

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Jollibee
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Jollibee のスタッフとマスコットと共にハラール認証書を披露するKhairul氏(左から3人目)

フィリピンのファストフードチェーンJollibeeがマレーシアJAKIMのハラール認証を取得した。

フィリピンJollibee総支配人を務めるKhairul Nidzam Abu Bakar氏はプレス発表の場で
「Jollibeeは2018年12月の開店以来、常に顧客満足を最優先してきた。ハラール食品・製品需要が拡大しており、今回ハラール認証を取得したことはお客様に喜んで頂くための努力が実った証しだ。ハラール基準を忠実に遵守していることを証明するために、6ヶ月に渡る厳正な認証プロセスを経てようやく認証を取得できた」と述べた。

一方で、Jollibeeレストランの支配人Shahzul Izzil Sham Al-Rashid Zulkefli氏は、
「ハラール準拠は品質と健康のシンボルであり、ハラール認証は消費者との信頼関係を築きあげ、またそれを確かなものにする手助けとなる。Jollibee Malaysiaは、安全要件を適切に実施することで品質の高い食品を自信を持って提供している」と付け加えた。

Jollibeeはフィリピンのマーケットリーダーであり、その店舗数は競合2社店舗数を足した数を上回る。

また、アメリカ・カナダ・イギリス・イタリア・ベトナム・シンガポール・ブルネイ・サウジ・UAE・カタール・オマーン・クウェート・バーレーン・マレーシア・香港・マカオなどに230店以上の海外店舗を展開している。

< Sigamp’s Eye >
編集者解説:以前の記事の解説でもコメントした、フィリピンJollibee。2019年にマニラで訪れた時は、多くのムスリム消費者がJollibeeのハンバーガー等のメニューを楽しんでいた。在日ムスリムの意見を聞いても全く同じ答えが返ってくるが、ムスリム消費者の多くのニーズは「日常的に普段使いできるハラールショップやカフェ」であり、決して高くない価格帯の中にこそハラールのチャンスはより多く転がっている、というのが共通認識である。世界的チェーンなのになぜ日本店舗だけがハラール対応しないのか、理解に苦しむムスリムも多いのもまた、事実である。

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