ビジネス

シンガポール:Hao Mart、Changi Warehouseを約22億円で購入

  • LINEで送る
hao mart
hao mart

シンガポールの高級住宅街にあるHAO最大のフラッグシップ店舗。
写真:elapla global Inc.

不動産業を経営するReit(ASCENDAS Real Estate Investment Trust)が、シンガポールでハラール専用スーパーを含むスーパーマーケットをチェーン展開するHao MartにChangi South Streetにある2階建て倉庫を2,030万ドル(約22億円)で売却すると発表した。

この倉庫の販売価格は、元の1780万ドル(約19.4億円)から14%増、また2019年末時点の市場評価額1990万ドル(約21.7億円)から2%増加している。

19年前に建てられた同施設は、13,998平方メートルの面積を持ち、借地契約期間は37年残っている。

売却は2020年第一四半期に完了する予定で、処分コストを除く純利益は1,960万ドル(約21.3億円)になると見られる。利益は投資・ローン支払い子会社への資金貸与・一般的な企業運用資本・ユニット投資信託投資者配当などに当てられる可能性がある。

今回の売却は、Reitのポートフォリオの質を高めユニット投資信託への投資者へのリターンを最適化するというReit経営者の資産管理戦略の一環である。

Ascendas Reitのユニットは、月曜日の発表前、5セント又は1セントあたり1.52値下がりし、3.24シンガポールドルで取引を終了した。

< Sigamp’s Eye >
編集者解説:1月に日本ハラール食品の長期間販売プロジェクトを行った事もHBOで紹介してきたHAO Martが、業務規模拡大に向けた倉庫の買収に動いている。HAO Martはより多くの商品を仕入れる為、シンガポールに参入したい国々の商工会などと積極的に商談を行い、商品ラインナップを強化している。台湾に至ってはその結果、年間10コンテナ前後の新規取引が発生しているという。日本でハラール商品の海外販売というと、決まってインドネシア(ムスリム人口が多いからという理由)を目標にあげる企業も多いが、海外ビジネスにおいて重要な事は、現地輸入のしやすさと販路での売れ行き見通しである。わずか数百万人のシンガポールでもコンテナ単位でビジネスが進むならば、企業にとってもメリットがあるのではないだろうか。

HBOではコロナ禍後に再度HAO Martでの日本ハラール食品販売プロジェクトが実施できるよう運営会社と調整中。

関連記事:

シンガポール:ハラール機関Warees、海外へ
  • LINEで送る