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スペイン:Pharmactive社、オーガニック認証取得

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Pharmactive

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サプリメント大手のPharmactive Biotech Products, S.L.社は、サフランを使った製剤シリーズaffron®とaffronEYE®でオーガニック認証を取得した。植物天然原料に対する世界需要の急増に対応するため、CAEM(Committee of Ecological Agriculture of Madrid)のオーガニック認証を取得した。次世代型熟成黒ニンニクエキスABG10+®も認証を取得している。これらのオーガニック製品シリーズは今年発表される予定。

Pharmactive社の研究開発部長を務めるAlberto Espinel氏は以下のようにコメントした。
「当社では自家栽培サフランの栽培・収穫・加工を行なっており、サフランの生産から製剤まで全サイクルを通して完全なトレーサビリティーを確保している。このオーガニック認証は、当社の原材料の誠実さを保証している。現代の情報通の消費者に対し当社のサフランブランドが混じり気なく完全純粋なものと保証してくれるものだ」

Pharmactive社のサフラン原料は、100%スペイン産サフラン(Crocus sativus L.)の天然抽出物をベースとしており、カスティーリャ・ラ・マンチャにある自社保有畑で育てられ、昔ながらの手摘みで収穫されている。農薬や化学物質を使用せず、サフランを収穫直後に現場で乾燥させ、生物活性化合物の安定性を最大限に確保している。また、同社は厳選された熟練のサフラン農家と協力し、最高水準の品質を確保するために、原材料の定期的な分析を行う専門の品質管理部門を設置している。

Pharmactive社のaffronブランドは、気分の改善・ストレス緩和・寛いだ気分のサポート、睡眠の改善などに効果があることが5つの臨床試験によって裏付けられている。affronは青年を対象として臨床研究を行った初めてのサフラン抽出物でもある。高品質なこの原料は、バイオアベイラビリティが実証されており、一時間当たりの吸収が早く、市場で最も低い投与量閾値(わずか28mg/日)を示している。また同社のaffronEYEサフラン抽出物は、眼の健康をサポートすることで知られる生体分子であるクロシンの割合が高くなるように標準化されている。

「Pharmactive社は、環境に配慮しつつ抽出物の生物活性を維持するための新しい製造方法を継続的に開発している」とAlberto Espinel氏は付け加えた。同社は独自の低温抽出特許技術を利用しており、優れた高濃度サフランを、工業プロセスやエネルギー消費が少なく化学薬品を使用しない方法で調達することで全体的なCO2排出量を大幅に削減している。

心臓の健康と料理分野をターゲットとしたPharmactive社の次世代型熟成黒ニンニクエキスABG10+でもオーガニック認証を取得している。この商品は、その抗酸化特性、特に強力な抗酸化および心臓保護機能で知られる化合物であるS-アリルシステイン(SAC)を大幅に増強する方法で熟成された新鮮なニンニク(Alium sativum L.)から得られる。

Pharmactive社のマーケティング部長を務めるJulia Diaz氏は以下のように語った。
「Pharmactive社は植物性製品全ラインナップのオーガニック認証取得を目標としている。私たちは天然成分の公正な表示特性についてお客様から完全な信頼を得るために、最適な生産プロセスや管理の導入、そして関連する外部規制機関からの品質認証の取得に多大な労力を注いできた」

Pharmactive社の品質における実績は、Bureau VeritasやSGSなど国際的に認定された認証機関によって保証されており、生産工場で維持されている高品質な製造システムにはGMP認証が与えられている。また、環境への取り組みを示すISO14001や、対象となる種の規格に準拠した植物の真正性を確認するためのDNA認証も行っている。

AffronEYEは最近Nutra Nutraingredients Awards Asiaの健康的加齢賞を受賞している。サフランベースの製剤とABG10+は、食品マトリックスやサプリメントに手軽に使用することができる。いずれもコーシャ・ハラール認証取得・非GMO(遺伝子組み換え)・非放射線照射で、保存可能期間は3年間となっている。

< Sigamp’s Eye >
編集者解説:オーガニック認証を取得したサプリメント向け、食品向け原料が同様にハラールやコーシャ等の他の認証を取得する事はこれまでにも紹介してきた事例が少なくない。逆に言うと、オーガニック対応商品を持つ日本企業はハラール認証も追加取得して市場を広げるチャンスだとも言える。緊急事態宣言で動けない間に、ハラール認証についてのQ&Aや事前準備を認証団体と相談しながら行っておくのも良いだろう。

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