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UAE: TIME Hotels、タタルスタンへ進出に意欲

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TIME Hotels

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UAE拠点のTIME Hotelsがタタルスタン共和国大統領及びムフティーと会談し、ハラール観光及び首都Kazan市における投資の可能性について協議した。

UAEに本社を置きホスピタリティ業及びホテル経営を行うTIME Hotelsは、同ホテルブランド海外進出を継続するにあたり、タタルスタン共和国における投資の可能性について検討を重ねている。

TIME HotelsのCEO、Mohamed Awadalla氏はタタルスタン共和国観光委員会に招聘され、首都カザン市におけるホスピタリティ産業の投資の可能性について会談した。

Mohamed Awadalla氏はタタルスタンのRustam Minnikhanov大統領、同国観光委員会委員長Sergey Ivanov氏、タタルスタン共和国政府首席補佐官及びTatartstan Investment Development AgencyのInsaf Galiev 氏、そしてタタルスタン共和国及びロシア連邦の政府関係者でTatartstan Investment Development Agencyの最高経営責任者のTaliya Minulina氏と会合した。

大統領との会談後、Mohamed Awadalla氏はタタルスタンの法律顧問Kamil Hazrat Samigullin氏に会い、タタルスタン共和国におけるハラール観光の促進とホスピタリティ産業への投資の可能性について話し合った。

UAEおよび中東一帯で数々のハラールフレンドリーホテルの経営と運営に8年以上の経験を持つタタルスタンの法律顧問は、ハラール観光産業のさらなる発展を見据えつつ、TIME Hotelsはホスピタリティブランドとしてこの任務に適任であることを強調した。

「タタルスタン共和国の訪問者は年間100万人を超えてさらに増え続けており、ロシアにおける旅行先として最速の成長を遂げている。また同国はTIME Hotelsブランドにとって海外進出を継続するにあたって最適な場所でもある」とTIME Hotelsの最高経営責任者Mohamed Awadalla氏は述べた。

Volga川とKama川の合流地点にあたるタタルスタン共和国は、モスクワから東約800kmに位置し、その首都であるKazan市は“ロシア第三の首都”とも呼ばれている。

タタルスタンはスポーツ関連施設のインフラが整っていることや、UNESCO世界遺産として認定されたKazan Kremlinによってもよく知られており、また世界的に著名なパフォーマーが毎年勢揃いするオペラショーなど、夏のイベントが充実していることもあって、避暑地としても人気が急上昇している。

「成熟した文化と芸術、1000年以上の歴史、そして数多くのハラールフレンドリーな選択肢によって料理シーンの最先端を誇るタタルスタンは、GCC諸国の旅行者の需要を満たす食事提供者であるだけでなく、flydubai 社のUAEからの直行便が週に2便あることでアクセスもとても良い」とMohamed Awadalla氏は語る。

TIME Hotelsは今後12ヶ月で保有拠点数拡張に注力し、ドバイとUAE全域で予定されている複数拠点のオープンに加え、エジプトを含むMENA諸国でもその他施設のオープンを予定している。

Mohamed Awadalla氏はさらに「これまでも我々は将来の新ホテルの開設について戦略的に進めてきた。市場における需要を見極めて評価するとともに、その需要に対してTIME社のポートフォリオの中からもっとも適したブランドのマッチングを実施している」と付け加えた。

< Sigamp’s Eye >
編集者解説:中東UAEのホテルチェーンがロシアのタタルスタン共和国に進出計画中との話題。ハラールフレンドリーホテルというと日本人には敷居が高そうに見えるが、実際に彼らが一番気にするのはホテルのレストランでハラール対応の美味しいものが種られるかどうか、に限る。(もちろん余裕があれば、祈祷室の設置などもすれば良いのだが、重きを置いているのは食である)その意味では日本の旅行業でもムスリム層を取り込むための追加努力はそんなに多くない事がわかるだろう。

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