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Indofood社、アフリカ中東向けOEM即席麺会社買収を検討【インドネシア】

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Indomie即席麺がずらっと並べられたYogyakartaのスーパーマーケット。

写真: Reezky Pradata/Shutterstock

Indofood社は、サウジ・トルコ・エジプト等を含む中東アフリカ諸国へ即席麺を製造供給する企業の買収を検討している。

Indofood社は2020年2月11日インドネシア証券取引所に提出した書類の中で、英領バージン諸島に籍を置くPinehill Corpora Limited社とSteele Lake Limited社が提案した、現在4つの子会社を保有する持株会社Pinehill Company Limited社の全発行済株式の取得を検討していると言及した。

Indofood社は、Pinehill社を買収するかどうかを決定する前に適正評価を行うと述べた。

Pinehill社は、Indofood社とのライセンス契約に基づき即席麺のIndomieを製造し、サウジ・ナイジェリア・トルコ・エジプト・ケニア・モロッコ・セルビアに供給している。

Indofood社とは?

Indofood社は、即席麺・調味料・乳製品・スナック類・栄養食品など多くの消費者向けブランド製品を製造している。
2019年9月30日までの9カ月間における同社の純売上高は、前年比11.2%増の32.79兆ルピア(約2,232億円)だった。


< Sigamp’s Eye >
編集者解説:インドネシア人のソウルフード麺、Indomie(インドミー)。味の種類も豊富で価格も安く、日本にも輸入され在日ムスリムの日常食となっている。ここで注目したいのは、このインドネシア企業の販売エリアについて。サウジを含む中東に関してはイスラム教の聖地メッカがある事からも展開する事は想像に難くないが、アフリカにまで広がっている事は日本人としては驚きではないだろうか。実はこれは「インドネシア版シルクロード」とも呼ばれるマーケットで、インドネシア商人はメッカ周辺(中東)で商売をするのに加え、更に中東へ買付に来るアフリカ人とも商売をし、その商圏をアフリカにまで伸ばしたというもの。インドネシアのバイヤーと仲良くなれると、「中東とかアフリカでも売ってやるよ」と言われて驚くことがあるかも知れない。

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