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サウジ:KFC、200店舗向けサウジ地元養鶏場と契約

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KFCの親会社Yum! Brandsは、Almaraiの鶏肉ブランドAlyoum、Al-Watania PoultryとTammiah Food Groupから骨つきフレッシュチキンを購買すると発表で明らかにした。

この動きは、KFCと地元サウジ養鶏企業19社との提携の一部であるが、KFCはすべての鶏肉がサウジ産かどうかについては言及しなかった。

Yum! Brandsの社長Sabir Sami氏は「この取組みは地元農家を応援し、サウジアラビアの成長・雇用と経済多様化目標を支援するためのプロジェクトの一環である」と述べた。

サウジ政府は、現在は約50%の自給率である国内鶏肉が2020年末までに地元消費の60%を占めることを戦略的目標としている。

USDA Foreign Agricultural Serviceによると、2019年サウジ鶏肉生産量は73万トンとみられ、2020年には75万トンまで増える見込み。

2019年の鶏肉消費量は推計133万トンで、2020年には138万トンに達すると見られている。

USDAによると、サウジの食肉生産は垂直統合された約10社の企業に集中しており、
大企業3社 Al Watania・Fakieh・Almaraiおよび中規模養鶏場7社で生産の80%以上を占めている。

< Sigamp’s Eye >
編集者解説:ハラールチキンはブラジル、タイが有名であるが、最近はトルコ等でも質の高いハラールチキンが生産され、日本にも輸入されている。サウジアラビアを始めとした中東でもKFCはハラールファーストフードの中でも高い人気を誇っており、この自給率を高めようというミッションがサウジで行われている。一方、日本はハラール養鶏は少しずつ進んでいるものの、元々のコストの高さから在日ムスリムには手が届かない高級品となってしまっているのが実情である。それでもムスリム旅行者のハイエンド層にはマッチするニーズがあるため、業者は諦めずにサプライチェーンを構築していって欲しい。

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