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マレーシア:イスラム銀行CIBC、ハラール中小企業向け財政絵支援金数十億円提供

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イスラム金融企業CIMB Islamic Bank Bhdは、国際ハラール市場で成長を目指す中小企業のために1億リンギット(約26.8億円)の財政支援金の提供を予定している。このプログラムHalalBizReadyは、各中小企業が施設・経営・サプライチェーンなどをハラール認証要件に適合させるための金融パッケージを提供するとしている。

CIMBのAhmad Shahriman Mohd Shariff CEOは下記のコメントを発表した。
「CIMBのHalalBizReadyは、各中小企業がマレーシアから海外に向け展開し、2.2兆ドル(約240兆円)規模の国際ハラール市場に参入する手助けとなるプログラムである。この計画はイスラム銀行の資産を増やす我々の努力を反映している。昨年から現在までのCIMB中小企業支援事業の成長のうち82%はシャリア法を遵守したものである。ASEANだけでも2.4億人のムスリムが住んでおり、CIMBの強力な地元ネットワークとCIMB Trade Clubメンバーを通してこれらの中小企業がアクセス可能な大規模な市場ネットワークとなっている」

1億リンギット(約26.8億円)の資金援助は、今年これまでに発表されたCIMBの150億リンギット(約4兆円)の中小企業援助計画の一部だという。

CIMB Trade ClubはオンラインECエコシステムで、50ヵ国以上のネットワークを持つ14の国際銀行が参加し、メンバー企業のビジネスプロモーションと世界規模への市場展開を狙いとしている。HalalBizReadyは、CIMB最新の中小企業(SME)取引・中小企業資金調達・中小企業パートナー連携を含む3つの柱からなる一連のソリューションの1つだ。

企業の資金調達以外にも、CIMB Trade Clubのプラットフォームを通してクライアントにより幅広い国際・国内市場へのアクセスを提供し、またビジネスを成長させるためハラール対応行いたい企業はCIMBの専門知識にもアクセス可能となる。

< Sigamp’s Eye >
編集者解説:マレーシアはSME(中小企業)の支援に積極的な国である。ハラールへの対応支援だけでなく、国際ハラール市場に参画するための補助金やプログラムを豊富に準備しており、今年の東京オリンピックに向け自国の中小企業を日本市場に進出させる目論見である。ハラール対応に今だ消極的な日本企業は東京オリンピック需要を享受できず、これら他国企業の成果を指をくわえてみている事になるのだろうか。今年は海外進出しなくてもインバウンド対応で業績Upが狙える年である。各企業の海外事業部担当の皆様はぜひ一度編集部までご連絡いただきたい。

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