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トルコ:イスタンブールで11月に大規模国際イベント主催

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トルコイスタンブールは世界中の参加者が集まる複数の大規模経済イベントを主催する。

WHS(World Halal Summit:世界ハラールサミット)とOIC(Organization of Islamic Cooperation)の公式会合を含むイベントに様々な国のトップが集まる。

2019年11月25日に、OICのCOMCEC(Standing Committee for Economic and Commercial Cooperation)会議を含む4日間の第35回Ministerial Sessionが開催された。ここではグローバルな経済問題・OIC加盟国内貿易・民間部門・観光と食品安全の改善・貧困防止策などが話し合われた。

1981年にトルコが議長となって設立されたCOMCECは、OIC 57か国の経済協力関係改善のために努力を重ねてきた。11月27日には、トルコ大統領の後援を受けて第10回Bosphorus Summitが「新たな世界秩序に向けて」というテーマの元3日間の会期で開かれた。

本サミットには、北キプロスErsin Tatar首相、トルコRuhsar Pekcan貿易大臣、トルコBerat Albayrak財務大臣、カタールAli Bin Ahmed Al Kuwari貿易産業大臣をはじめとする様々なトルコ及び世界の元大統領・大臣が参加した。

同サミットでは、貿易問題・変化する世界・デジタルトランスフォーメーション・軍需産業などを含む今話題のトピックが扱われた。

また11月27日には、 MUSIAD(Istanbul-based Independent Industrialists and Businessmen’s Association)が「デジタルの未来」というテーマでVisionary’19 Summitを開催した。

Visionary’19の一部として、トルコMustafa Varank産業技術大臣や、 Hyperloopの設立者Dirk Ahlborn氏などの専門家・政府関係者がスピーチを行い、参加者はデジタル経済・デジタル貿易・都市の未来・自然資源などについて話し合った。

11月28日には、Eurasia Exhibition CenterでWorld Halal SummitとOICの第7回Halal Expoが開会した。

同サミットはハラール基準と認証・イスラム経済・ハラールツーリズムと、これらの分野における国際参加の課題などがメインテーマとなった。

展示会には4万人の来場者および35ヵ国316企業が出展した。

< Sigamp’s Eye >
編集者解説:ハラール市場でのNo.1、No.2の座を狙うべく積極的に仕掛けるトルコ。中東とアジアの架け橋という地理的ポジションを最大限活用して今年も世界中に働きかける事が予想される。ムスリムが主体でないカンボジアやタイ、韓国や台湾といったアジアでもその動きは活発化するため、日本も同じように動いてマーケットを創出していく事が望まれる。2020年の東京オリンピックと数年後の大阪万博を活用しない手はない。

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