中国:パキスタン・ハラール食肉投資に関心

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中国:パキスタン・ハラール食肉投資に関心

中国派遣団代表のZhu Maa氏が、パキスタンの食肉業界への投資および中国・中東諸国への輸出に関心を示している事を、 SAFRON(Narcotics Control and States and Frontier Regions)省大臣のShehryar Khan Afridi氏との会議で述べた。

SAFRON省発表の声明によると、中国四川省から訪れている同派遣団にはムスリムも多数参加している模様。

中国には良い設備とサービスが整っているため中国市場にパキスタン商品ハラール食品をPRするとZhu Maa氏は約束した。
「パキスタンを5-6回訪れているが毎回素晴らしい経験をしている。両国民は良好な関係を築いている。パキスタン投資機会を中国国民にもっと提示していく」

大臣は海外投資家のためにワンストップのサービスが導入され、一帯一路:
BRI(Belt and Road Initiative)により、発展途上国が中国のように成長するチャンスが生まれたと話した。
「中国習近平首席のビジョンは発展途上国の利益となり、彼らは一帯一路援助を受け世界と肩を並べるようになるだろう」

Shehryar Khan Afridi氏は、PTI政府は海外投資家が投資できるようパキスタンの改革プロセスを開始したと話した。
「中国および中国国民を我々はとても大切に思っている。中国はもともとパキスタンの味方だった。同じ神を信仰する中国ムスリムに会えて大きな喜びを感じている」

中国の抜きんでた繁栄は、リーダー的国家が国家全体をうまく統率できることを示し、習近平首席が貧困救済キャンペーンで驚くべき成果をあげた方法について言及した。
「中国政府が8億人を貧困から救い出した方法に敬意を表する。今日中国は世界全体にとって希望の象徴となっている」と彼は加えた。

大臣は、パキスタンはピンポン外交時も中国を強く支持し、国連安全保障理事会の常任理事国になることを後援したと話し、中国が偉大な世界的リーダーとなった今も支持を続けていると述べた。
「パキスタンのネガティブイメージが広まっていることを残念に思う。パキスタンをよく見て知った上で、それぞれの方がパキスタンのアンバサダーとなり、中国の人にパキスタン人がいかに平和的で友好的であるか伝えてもらえるよう願っている」

Shehryar Khan Afridi大臣は、毛沢東議長の指導力と鄧小平氏の改革により中国は世界最大レベルの経済大国に発展したと話した。
「企業家精神は、聖なる預言者のスンナである。パキスタンには全ての資源が揃っている。パキスタンには四季があり、若者層も豊富で豊かな鉱物資源と肥沃な土地を持っている。投資に対するリターンが周辺エリアで最も高く、政府は国際投資家がパキスタンに投資できるよう門戸を開いている」

また大臣はパキスタンには豊かな宗教的観光資源があり世界最高峰14山脈のうち殆どがパキスタンにあると話した。
「コハトはKhyber Pakhtunkhwa州にある石油と天然ガスの産地である。パキスタン人は世界中で活躍しています。海外投資家のためのワンストップサービスが導入されており、世界銀行はパキスタンをアジアの Ease of Doing Business政策のトップ国に認定している。パキスタンへの投資は政府が一円単位まできちんと管理する。より多くのパキスタン人が中国語を学んでおり、中国との国際結婚も執り行われている」と中国へのラブコールを送った。

中国派遣団代表のZhu Maa氏は「パキスタンハラール肉への投資と、それらの中国および中東諸国への輸出を計画している。中国にはそのための良いインフラとサービスが整っている」と結論づけた。

< Sigamp’s Eye >
編集者解説:日本ではその恩恵や影響が殆ど無いため話題にならない中国の「一帯一路」政策だが、陸続きのアジア諸国においてはその経済効果は絶大な影響を持っており、発展途上弱小国から世界最大経済大国に上り詰めた中国にあやかり、ノウハウを吸収して第二の中国を目指したいというアジア諸国が後を絶たない。国内ではウイグル族に対する統制などを行う中国だが、対外的には各国に対して現地の分化を重んじハラール市場においては中国の回民と呼ばれるムスリムを同行団に組み込みイスラム文化への理解を示すなど、外交戦略には抜けが無い。中国にとっても海外ハラール市場は経済効率を高める良いカテゴリであるという認識が明らかに見て取れる。

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