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シンガポール:ターミナルMに初のハラルフードコート

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多くの食べ物が揃っていて、ショッピングの選択肢も豊富、日本以外で初のポケモンセンター、さらには新たに4KレーザーIMAX映画館まで備えたシンガポール・チャンギ国際空港に注目が集まるのも無理はない。

そのチャンギ国際空港の混雑したエリアから少し離れた第3ターミナル地下の小さな一角にある「ターミナルM」にハラル対応という1つの小さな変化が起きた。

今年2月にオープンした、飛行機をテーマにしたダイニングスペースでは、キムチチャーハン、フライドチキン等韓国で人気の料理や、中国小籠包などのアジア料理が堪能できる。

既存の選択肢も拡大しつつ、ターミナルMは新たに獲得したハラル認証で守備範囲拡大を目指す。地元レストランチェーン店MOF(Ministry of Food)の管理のもと、このフードコートではHanssik(韓国)、 Café Papa(韓国)、てんや(日本)、海鮮屋(日本)、 Yu Long Quan (中国)等の店舗でハラル認証の韓国・日本・中華料理を楽しむことができる。

 

韓国料理のファンならば、チキン又はビーフに目玉焼き、韓国海苔と温かいご飯を組みあわせた伝統的なDosirak dish(10.9シンガポールドル、約800円)を楽しめる。チキンソーセージ・スパムミート・卵・インスタント麺でトッピングされた大衆料理Budae Jiggae Speciality Myeonも同価格で提供され、Café Papaの細長いフライドポテト・ワッフルフライ・トック・クリスピーチキンに特製韓国風ソースをかけた、西洋と韓国の影響をミックスした料理 Korean Fried Chicken Platter(16シンガポールドル、約1,300円)は4人前でも十分な量である。

一方、日本料理コーナーでは海鮮丼や天丼が主役を務めながらも、他にも様々な選択肢が用意されている。

地元のDNAに触れたければ、シンガポールでおなじみのチキン小籠包(13シンガポールドル、約1,000円)・塩漬け卵の黄身・チリクラブ(カニのチリソース)・カニの黒胡椒風味、潮州ハーブ&スパイスやラクサも揃っている。

Chicken Yong Tau Foo(9シンガポールドル、約700円)と中国のぜいたくなRed Bean Pancake(9.8シンガポールドル、約770円)もそれぞれユニークで独特な伝統的味わいを堪能できる。

まもなく訪れる断食月に備えて、ターミナルMはムスリム家族向けのスペシャルお弁当セットも発売予定。テイクアウトも可能なこのお弁当セットは断食明けの家族にぴったりの選択肢で、キムチチャーハン(12.8シンガポールドル、約1,000円)、スパイシーチキン・バリューセット(15シンガポールドル、約1,200円)やビーブ・プルコギ・バリューセット(17シンガポールドル、約1,300円)などのメニューが用意されている。

チャンギ国際空港が多様な旅行者や地元住民などを受け入れ続けていくことを考えると、これまではハラルの選択肢が全くなかった場所である事からも、ターミナルMにハラル認証フードコートを設置したことは正しい決断と言えるだろう。

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