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コスメは新ハラル基準に対応せよ【インドネシア】

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世界最大のムスリム人口を抱えるインドネシアは、2019年10月17日のHPA(Halal Product Assurance)法の実施に伴う大変化を迎え、製造業者たちは注目している。
新たな法律が施行されれば、インドネシアで販売される全ての食品・飲料・薬品・化粧品・日用ケミカル製品・オーガニック製品・遺伝子組み換え商品のすべてにハラル認証が必要になる。

時間が迫る中、インドネシア向けに化粧品原料や処方を提供している企業には、新法を遵守するための時間は殆ど残されていない。
世界的な規制関連業務に携わってきた経験から言わせてもらうと、迫り来る期限に向け、企業は以下の点を考慮すべきである。

化粧品に対するコンプライアンス要求

法律が実施されたら、製造業者は商品に使われている原料及び設備とその商品の製造プロセスに関してもハラル遵守の証明が必要となる。

ハラル認証=コンプライアンスではない

各国のマーケットにより、それぞれの基準・規定が異なるため、別の国でハラル認証を取得した商品がインドネシアで許容されるかどうかが争点となる。
当然許容されるケースもあるだろうが、自動的にコンプライアンスが保証されるわけではなく、認証団体との協力:相互認証が必要になる。

準備が十分な企業にはチャンス大

迫り来る期限に対しての不安もあるものの、化粧品メーカーがこのお金を生み出す成長マーケットに参入し利益を出すチャンスは沢山ある。

Euromonitorによると、インドネシアの化粧品・美容製品マーケットは2022年までに1,200億インドネシアルピア(約9.2億円)を超えると予想している。この状況の中で、ハラル対応は成功するための必須条件といえる。

インドネシアの新ハラル規定は、丁寧かつ周到に準備を行っておけば脅威にはならないだろう。

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