UAE:DIEDCが極東エリアへ歩みを拡大

ハラル・ビジネス・オンライン

ハラル・ビジネス・オンライン

ビジネス

UAE:DIEDCが極東エリアへ歩みを拡大

DIEDC (Dubai Islamic Economy Development Centre)とHKTDC(Hong Kong Trade Development Council)の間で、知識、経験とイスラム経済の成功事例を交換し、アラブ首長国連邦と香港の二国関係を強めるためのMoU(覚書)が交わされた。

DIEDCのCEO Abdulla Mohammed Al Awar氏と HKTDCの副専務取締役Raymond Yip氏は、 HKTDC派遣団のDIEDC訪問時に、両団体の重役の立会いのもと合意文書に署名した。
今回のMoUは、特にイスラム・ファイナンス、ハラルフード業界とイスラムの芸術を文化を中心とするイスラム・ライフスタイルの分野でイスラム経済のエコシステムに新たな繋がりを作り出すことを目指している。

合意にはワークショップや訓練コースの共同運営、イスラム・ファイナンスやハラル業界の知識を深める土台となる共同研究や開発が含まれる。
加えて、両団体はそれぞれの管轄地域の企業で相手の市場へ拡張を希望する企業には、ネットワークの機会を提供することで支援していく予定だ。
このMoUはアラブ首長国連邦の副大統領兼首相のSheikh Mohammed bin Rashid Al Maktoum氏が発行した50-Year Charterの第1条Dubai Silk Roadにヒントを得たもので、新たな発展と成長の道筋のために重要なステップである。

シナジーの件に触れてAbdulla Al Awarは、「MoUを通してDIEDCとその主要な利害関係者は、イスラム経済の各部門、特にイスラム・ファイナンス、ハラル業界とイスラム・ライフスタイル部門のポテンシャルを最大限活かし、これらの部門に参入する極東のビジネスの数を増やすことを目指している」と言った。

彼は加えて「我々はHKTDCとの間にハラル貿易とイスラム・ファイナンスを活性化させるための生産的なパートナーシップの設立を目指している。また、イスラム経済部門に重要な洞察を提供し、投資家やビジネス関係者に役立つ基準を提供する共同研究報告も計画している」と話した。
一方Raymond Yip氏は、「イスラム経済は、極東のより幅広い経済圏と同様、日々成長を続けており今後も多くの機会が生まれるだろう。DIEDCとのMoUは、お互いの共通の利益のためにこのような機会にテコ入れする道筋を開くものだ」と話した。

香港政府によるとアラブ首長国連邦と香港の二国間貿易は、2016年の105億9000万ドルから2.7%増えて2017年には108億7000万ドルに達した。
それぞれの市場で部門を超えた高額投資が見込まれているため、今後数年も成長が続くと期待されている。Dubai FDI Monitorによると、2015年から2018年までの間に香港からドバイの13のプロジェクトに対して総額2億7500万UAEディルハムの直接投資が行われた。

関連記事:

UAE: エンジェル投資家がイスラム諸国に注目