第16回ハラル商品国際展示会、MIHAS2019が2019年4月3日から6日までクアラフンプールで開催された。マレーシア外務省広報部によると本イベントは、ハラル製品分野の東南アジア最大の展示会で、運営はMATRADE(Malaysia External Trade Development Corporation:マレーシア貿易開発公社)が行う。
飲食品・ハラル化粧品・イスラムファッション・生地・医薬品・観光・金融・物流・Eコマースなどが展示された。800以上の有名企業の製品を目当てに、80ヶ国から2万3000人以上が訪れた。
マレーシアのウズベキスタン大使館も自国ブースを出展する形で展示会に参加し、主にElite Food Group社やFor Tea社などの商品を展示した。
ウズベキスタン商品のセンスの良さがマレーシア・シンガポール・インドネシア・中国のビジネス界から特別な関心を集めた。特に、ケチャップ・マヨネーズ・はちみつ等ソースの革新的テクノロジーを駆使したユニークなパッケージングが世界の主要航空会社、ホテルやファストフード店などの関心を集めた。また、世界的に有名な珈琲店チェーンが、東南アジア展開のためにウズベキスタン産クッキー多種に関心を示した。
MIHAS2019の結果を受け、マレーシア企業とElite Food Group社の商品を、エア・アジアと、マレーシア、シンガポール、インドネシアのホテルやファストフード店の商品を扱うBatavia Indo Global PT社に提供する仮契約が交わされた。また、コーヒーチェーン企業のOld Town社にオートミールとチョコレート・ビスケットを届けること、Enagic Sdn.Bhd.社によるマレーシア市場への販売、また2019年第二および第三四半期には400-500名のマレーシア人観光客をウズベキスタンに送り込んでいるトルクメニスタンへの販売についても同様に仮契約が交わされた。
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