ラーメンで進出:韓国Samyang食品、海外投資を強化

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ラーメンで進出:韓国Samyang食品、海外投資を強化

韓国の大手ラーメン会社SamYang食品が初の日本法人設立、マレーシアにもハラル新工場設立など海外進出に注力

 

韓国大手ラーメン会社SamYang社はSamYangジャパンを初の海外法人として設立する予定。日本消費者の需要に合わせて「流通のローカリゼーションを促進し、コンビニや大規模店舗(等)へ販売ルートを拡張する」ための「戦略的拡大」の一環としている。

SamYang食品広報担当は「SamYangジャパンは日本進出の基地となる。日本は世界3位の規模を持つ市場で、推定6兆ウォン(約6,000万円)規模のラーメンが消費されており、韓国ラーメン人気が最近高まっている」と話した。

それとは別に、SamYangは日本の特徴を反映しブルダックというキャラクターを使いSNSを通して積極的にブランドの認知度を高める努力を行う模様。

Pulse Newsによると日本は約2,037億ウォン(約200億円)のSamYang商品を消費しており、2016年の辛味チキンヌードルの発売当時から年間売上138%の伸びだと言う。

SamYangの有名商品には、キムチ・ラーメン、ポテト・ラーメンとスパイシー・ブルダック・ラーメンなどがある。

ハラルラーメン生産

生産面では、SamYangはマレーシアのFGV Holdings Bhdと、東南アジアでハラルラーメンの製造工場を設立する覚書(MOU)に署名した。

「SamYangはFGVと協力して、幅広く成長を続ける世界ハラル市場に展開することを期待している。FGVは高品質なハラルフードの生産に関して価値ある経験を持っている」とSamYangのCEO、Kim Jung Soo氏は話す。

公式発表の中で、FGVはこの工場はローカル市場と国際市場の両方の需要に答えるものだと付け加えた。

この提携により、FGVは韓国のウォンジュにある既存工場に対して、料理用オイル、植物性脂肪や砂糖を含むSamYang食品サプライチェーンの様々なレベルにアクセスできるようになる。

「世界ハラルフード市場は、食品業界で最も成長している部門のひとつであり、2015年までに7,400億ドル以上の規模に達することが見込まれている。SamYangは定評のある国際ブランドであるため、FGVにとっても素晴らしいビジネスチャンスであり、最終的には国際市場に向けて統合されたハラル拠点としての立ち位置を強化することでマレーシアの利益にもなる。我々も、世界的に有名なマレーシアハラル認証を含むハラル産業に関わる専門知識を取り入れることができる」とFGVのCEO、Haris Fadzilah Hassan氏は話した。

国際的認知度

SamYangは、2016年に消費者が「韓国のスパイシー・ラーメン、ファイヤー・ヌードル・チャレンジ」に参加している様々な映像がネット上で急速に拡散し、特に東南アジアで一世を風靡した。

同社によると、ここで使われたラーメンはSamYangのブルダック・スパイシー・チキン・ラーメンで、このような人気になるとは予想外だったと言う。

「初めはこの商品は、地元韓国の辛い食べ物が好きな人々のニッチ市場に向けて開発された」とSamYangマーケティング部長Park Jung Seok氏はKorea Herald紙の取材に対し話した。

「2016年にブルダック・ラーメン・フィーバーが東南アジア市場を席巻し、うなぎ上りの販売グラフがピークに達した」

流行は今も続いており、チーズ・ブルダック・ラーメン、マラ・ブルダック・ラーメン、カレー・ブルダック・ラーメンなど、SamYangのブルダック・シリーズの商品ライン開発に繋がった。

SamYangでは2012年以来4億個のブルダック・ラーメンが売れているが、2017年だけで4億個売れたという。

原文:https://reurl.cc/Dr746